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富士吉田市立病院は、平成21年4月1日より入院診療費の計算方法が、
従来の出来高計算から1日当りの定額医療費を基本とした計算方法
(包括支払制度:以下DPC)に変更となります。
<平成21年3月31日まで>
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<平成21年4月1日から>・・・スタート!
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診療行為ごとに料金を算定する
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それぞれの病名ごとに定められた(1,572種類)定額医療費を基本に計算する。
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DPCは、平成15年4月の診療報酬改定(国:厚生労働省)により医療費の平準化に向けて、同年より全国の大学病院から導入が開始されました。
現在では、急性期医療を主とした全国の医療機関(実施済360病院、平成20年度より開始358病院)で導入され、山梨県内でも山梨大学医学部付属病院や独立行政法人国立病院機構甲府病院をはじめ、山梨赤十字病院などが既に開始しています。
当院におきましても、地域の急性期医療基幹病院として、医療費の平準化に向けた国・厚生労働省の医療費制度改革に準拠し、平成21年4月1日から入院されました患者さんより実施させて頂きます。
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DPCとはDiagnosis(診断) Procedure(手技) Combination(組み合わせ)の略で、平成15年より大学病院などに導入された新しい「包括支払方式」に用いられる診断群(病名)の分類方法を指します。
DPC(包括支払方式)は、診療行為ごとに料金を計算する従来の「出来高払い方式」とは異なり入院される患者さんの病気・病状をもとに、処置などの内容に応じて定められた1日あたりの定額点数が決定され、その点数を基本に医療費を計算する方式です。
1日あたりの定額の点数は、診断群分類(1572種類)と呼ばれる区分ごとに入院日数に応じて定められています。この1日あたりの定額の点数に含まれるのは入院基本料や検査、投薬、注射、画像診断などです。手術や麻酔、一部の高度な検査の手技料などについては、従来どおり「出来高払い方式」で計算されます。
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@ 入院される以前から投与されておられる薬、他の医療機関での検査データ、レ ントゲンフィルムがあればご持参下さい。
A 入院中に主となる疾患に関連しない他の診療科の受診を希望される場合、主治医 の判断(緊急度等)により、退院後に外来受診していただく事が生じます。
B 入院後、病状の経過や治療内容によって、入院当初の分類と異なってしまう場合
もあり請求額が変動した場合、退院時等に前月までの支払額との差額調整を行う
ことがあります。
C 診療費負担金は、毎月末単位で請求させて頂きますが、入院前に「診療費限度額 認定書」制度の利用をお勧めいたします。(毎月のお支払額に上限が設定され、
一時的なご負担が軽くなります)
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Q1 すべての病院がDPCの計算方法を採用しているのですか?
厚生労働省の調査に協力して、一定の施設基準等をクリアし、厚生労働省より、「DPC対象病院」として認可を受けた病院が採用できます。
当初、大学病院や国立病院等のみが行っていましたが、平成20年度現在、全国で718病院がDPCを行っています。当院も、平成21年4月1日より実施いたします。
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Q2 医療費の支払方法は変わるのですか?
患者さんの一部負担金の支払い方法は、従来の方法と基本的に変わりません。ただし、入院後、病状の経過や治療の内容によって、入院点数の基になる診断群分類が変更になった場合には、請求額が変動することになるため、退院時等に、前月までの支払額との差額の調整を行う事が
あります。
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Q3 すべての入院患者がこの制度の対象になるのですか?
すべての入院患者さんに「DPC」が適用されるわけでなく、病気の種類等によっては、従来の「出来高払い」 で医療費を計算するようになる場合があります。
この他、労災保険・自費診療・治験・先進医療等の方は従来の「出来高払い」になります。
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Q4 高額療養費の扱いはどうなりますか?
高額療養費制度の取り扱いは従来と変わりありません。
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Q5 医療費は高くなりますか?それとも安くなりますか?
病状の経過や治療の内容により、従来に比べ医療費が高くなる場合も、安くなる場合もあります。
また、入院日数によっても、1日当たりの医療費が変わる仕組みになっています。
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入院医療費についてご不明な点がございましたら、医事課へお尋ねください。尚、医療費算定の根拠となる、病名や病状については医師よりご説明させていただきます。
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