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2019年1月28日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
防衛省交付金により新たな医療機器を購入しました!
当院では、診療の質の向上を図るため、防衛省交付金等の活用により医療機器の整備を図っていますが、28年度の防衛省交付金事業においては、最新鋭の負荷心電図処理装置、腎盂膀胱ビデオスコープ及び低温プラズマ滅菌器を導入いたしました。

●負荷心電図処理装置

 負荷心電図処理装置とは、運動中及び運動の前後で心電図や血圧等を計測し、安静時では見られない労作時の心電図変化を見る検査装置で、今回導入した装置は県内初導入の最新機種です。
 当該機器は、運動中の心電図波形をより高精細に表示及び監視することができ、さらにより多くの計測項目から検査を行えます。
 また、検査システムとの連携により、自動的にシステムに転記される為、検査中も患者様の動態に、より注視できる様になり、安心・安全な検査が可能となりました。

●腎盂膀胱ビデオスコープ

 腎盂膀胱ビデオスコープは、ハイビジョン出力に対応しており、高解像度、高コントラストな画像で、より精度の高い観察が可能となる内視鏡検査装置です。
 当該機器は、最新の光技術を搭載しており、粘膜表面上の血管と組織をより見えやすくし、粘膜表面異常の早期発見をサポートします。また、挿入部先端形状は、照明レンズを斜めに配置することで、スコープの操作性がさらに向上、体内への挿入がよりスムーズに行えることから、患者様の苦痛軽減に大きく貢献することができます。

●低温プラズマ滅菌器

 低温プラズマ滅菌器は、過酸化水素(H2O2)とそれに高周波エネルギーを組み合わせて低温プラズマ状態を作り出し、微生物の生命機能を破壊し、医療器材の滅菌を行うことのできる装置です。従来の低温滅菌法に比べ、過酸化水素(H2O2)を使用するため、滅菌終了時には水(H2O)と酸素(O2)に分解され、人にも環境にもやさしい低コストの滅菌法です。処理時間は、約54分から長くても約72分ですべてが完了します。そのハイスピードな処理が、作業効率を上げ、医療器材の早期使用が可能となります。

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