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2023年1月10日 更新 印刷用ページ印刷用ページを開く
視能訓練室

視能訓練士の役割

視能訓練士という職業を知っている方は、ほとんどいないと思います。私達が毎日視力を測定している時も、患者さんには看護師と思われていることが多いのですが、実は眼科専門の検査技師で、視能訓練士法という法律に基づく国家資格を持った医療技術者です。
現在4名の視能訓練士が眼科医の指示の下、様々な視機能検査を行っています。
白内障や、糖尿病網膜症、緑内障などの眼の病気でいらっしゃる患者さんの視機能の検査はもとより3歳児健診や就学時健診にて発見された小児の斜視や弱視の検査・訓練、成人の方でも斜視で物が二重に見え、お困りの患者さんの訓練及び治療にも携わっています。日々進化する医療に対応出来るよう、各種学会や県内外で行なわれている視能訓練士勉強会へ積極的に参加し、患者さんの訴えにお応え出来るよう、日々研鑽しております。また、3名は認定視能訓練士の資格を持って働いておりますので、眼の事でご心配なことがあれば、どんな事でもよいので、ご相談ください。
視機能には、視力低下の他に暗いところが見えにくい、色が分かりにくい、視野が欠けている、眩しい、歪んで見えるなどの様々な症状があるので、私達は患者さんの訴えをお聞きし、必要な検査を行い、医師の適切な診断や治療に役立てています。乳幼児にとっても大人にとっても眼の障害は早期発見、早期治療が何よりも大切で、「おかしいな」「何か変だな」と感じたら、眼科を受診し検査を受けていただきたいです。

眼科一般分野

視力検査         
乳幼児視力検査
視野検査  
屈折検査 
調節検査
輻輳検査  
色覚検査  
涙液検査  
眼圧検査  
眼位・眼球運動検査  
網膜電図検査(暗順応ERG)
眼底写真撮影検査  
3次元解析光干渉断層写真撮影検査(OCT)
前眼部3次元解析光干渉断層写真角膜隅角部写真撮影検査(前眼部OCT)
光干渉断層血管撮影(OCTアンギオ)
レーザー前房蛋白細胞数検査(フレアセルメーター)
超音波検査
中心フリッカー試験
角膜内皮細胞顕微鏡検査
眼鏡・コンタクトレンズの検査
角膜形状解析検査
眼軸長測定検査
コントラスト感度検査

眼科専門分野

調節麻痺剤点眼後の精密屈折検査  
両眼視機能検査
輻輳およびAC/A比測定
斜視治療計画および訓練指導
弱視治療計画および訓練指導
ロービジョンケア
3歳児検診への参加

病棟での手術後患者さんの検査

屈折検査
眼圧検査
視力検査
眼鏡あわせ
3次元解析光干渉断層写真撮影検査(OCT)
眼底写真撮影検査

他科病棟患者さんの検査

屈折検査
眼圧検査
視力検査
脳外科依頼の動的視野検査(ゴールドマン視野検査)
中心フリッカー試験
眼底写真撮影

診察予定表

2021/07より、常勤医2名での診察となりました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        
 
午前2診2診2診2診2診
午後2診手術2診手術手術

お知らせ

★視能訓練士は2022年1月より3人体制となりました。月曜のみ混雑のため、さらに1名の視能訓練士を増員して適時対応しています。

★小さな子供さんは、午前中の混雑した外来では集中出来ないことが多くあります。
 初診のお子さんでも、月・水の午後に検査の予約が出来ますので、お電話にてお問合せください。
 また、就学前検診・3歳児検診などで視力不良や低下、斜視の指摘を受けましたらお早めに御相談下さい。

★2020年3月からは弱視の最新訓練機器オクルパッドを導入し、弱視の子供さんが楽しく視力向上出来るよう手助けをしています。2021年の夏からは、コロナ感染拡大のため外来リハビリ部門で訓練中止の要請があり、現在は積極的な訓練が行えていない状況です。

★2022年7月に最新の視力検査機器を導入し、正確な視力結果を提供しています。
 

★2022年7月にレーザー前房蛋白細胞数検査(フレアセルメーター)を導入し、白内障手術後の管理を丁寧に行なっております。


★2022年8月にはハンディレフケラトメーター(手持ち型他覚的屈折・角膜曲率半径測定機器)を導入しており、据え置き型のあご台にお顔を固定できない小児や車いすの方、ご高齢で通常検査が出来ない方に病室や手術室で横たわった状態でも容易に検査可能となりました。


★視能訓練士は火・木・金の手術日の午後に、斜視・弱視の小児の検査や、時間のかかる視野検査又は入院患者さんの各種検査、眼底写真撮影、3次元解析光干渉断層写真撮影検査などを医師の指示の下行っています。

★特に斜視・弱視の小児の患者さんは、完全予約制で検査を行っています。

★視能訓練士の業務見学・実習などの受け入れも、要相談にて行っています。


【お問い合わせ】
 電話番号:0555-22-4111(代)
 対応時間:15時~17時までの時間帯にお電話下さい
 ※ 視能訓練士が対応いたします。

令和5年1月10日現在
 

掲載内容に関するお問い合わせはこちら
視能訓練室
住所:403-0032 山梨県富士吉田市上吉田東七丁目11番1号
TEL:0555-22-4111
FAX:0555-22-6995